R&Dコラム

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研究職に求められる情報収集力とは

研究職は、常に新しい発想を求められる職種であるため、論文や特許などの資料を収集する能力や知識欲が必須となります。ここでは、研究職に欠かせない情報収集力について紹介します。


研究職は、常に新しい発想を求められる職種であるため、論文や特許などの資料を収集する能力や知識欲が必須となります。ここでは、研究職に欠かせない情報収集力について紹介します。

研究職に必要不可欠な能力とは

研究や業務で活用するために、必要な資料を探して情報を読み解く力こそ、研究職に必要な情報収集力です。時には、その道の専門家から情報を聞くことも多いため、情報を聞き出せるコミュニケーション能力や、広い人脈を作る力なども、情報収集力に含まれるでしょう。また、過去に覚えた知識を研究や業務に活用するには、普段から読書やインターネットを利用して物事を学ぶ姿勢が欠かせません。常に新しい発見をするのが好きな知識欲のある人は、情報収集力が高く、研究職に向いているでしょう。普段から疑問を持って、知りたいと思ったことをとことん調べ上げるという姿勢こそ、実のある情報収集につながります。その際は、目的を持って対象となるもののデータを集めることが大切です。

情報収集するだけ終わってはいけない

研究職では、研究対象の情報収集を行うことも重要ですが、集めた情報を精査することも必要です。研究内容を追求して、新しい成果を導き出すのが研究職なので、集めた情報をまとめておくだけでは意味がありません。研究職では、得た情報を自分の中にうまく吸収して、新しいアイディアを生み出すことが重要になります。そのためには、研究者同士のコミュニケーションも必要です。新しい技術の話題などが次々に出て来るような環境であれば、情報収集もしやすく、研究をするうえで理想的な職場だといえます。さらに、情報収集に長けた研究者が周りにいれば、研究を進めるうえで互いによい刺激を与えることができるでしょう。

幅広い情報収集ができる研究者

前述の通り、研究職は専門分野の新しい情報を得ておくことがとても重要です。また、何事にも興味を持って情報収集することも欠かせません。話術に長けた人は広く浅い知識を持っているといわれますが、研究者なら広く深い知識が必須となります。何事にも深く突っ込んだ理解を求める人は、よい研究者になれるでしょう。また、様々な種類の情報を知っていれば、研究に取り組む時、より幅広い選択肢を持つことができます。