R&Dコラム

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研究職に英語力は必要?

グローバル化が進行する社会において英語力を求められることも多くなっています。それは研究職においても同じことなのでしょうか。ここでは研究職における英語力の必要性について詳しく紹介していきます。


研究職の仕事に英語力は必ずしも必要ではありません。しかし、研究職に英語力を求める企業が多いのは事実です。採用時には求められなくても、英語力を身につけることで、職域を広げたり、昇進・昇給につなげたりすることもできるでしょう。ここでは、研究開発の仕事のなかで英語力が必要となるシーンや、英語力の目安について紹介します。

グローバルな企業で働くためには英語力が必要

海外に生産拠点を持つ企業は、現地の研究者と連携しながら、新商品や新技術の研究開発をすることがあります。海外のスタッフとコミュニケーションをはかり、円滑に業務を推進するためには、英語力が欠かせません。会議の進行や書類作成においても英語が必要となることがあります。グローバルな事業展開をする企業では、就職の際には一定の英語力を求められるでしょう。

研究職に求められるTOEICスコアとは

TOEIC(トーイック)とは、英語を母国語としない人を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を総合的にはかるための試験です。TOEICのスコアによって、英語力をどの程度ビジネスに役立てられるかが把握できます。TOEICが行った調査によると、企業が応募者に求めるTOEICスコアの平均は600点です。しかし、企業や業務内容によっては、700点~800点が最低ラインとなることもあります。さらに、研究開発の仕事のなかで英語の論文に触れ、海外スタッフと専門的なやり取りを行うためには、TOEICスコアに加えて、実践的な英語力を高めていく必要があるでしょう。

研究職に必要な英語力を身につけるには

仕事をしながらでも英語を学ぶことはできますが、勉強時間を確保するのはなかなか困難です。なるべく時間に融通が利く学生のうち、ある程度の英語力を身につけておくのが望ましいでしょう。また、当社ではGABAと提携した英会話研修を設けております。自分で学ぶよりも効率的に英語を習得できるでしょう。