R&Dコラム

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理系あるある!?研究員が見た!共感必至エピソード

理系あるあると言えば、長時間の実験や専門的な学習が求められる大変さだけでなく、何かと不思議なエピソードの宝庫というイメージを持つ方も多いでしょう。


実際に研究の現場で日々奮闘していると、専門分野や研究室が違うだけで驚き合うような体験が少なくありません。

ここでは、理系の学生がどのような日常を送り、どんな苦労や発見をしているのかを、文系とは異なる視点や理系女子のリアルな一面なども交えて徹底紹介します。理系特有の生活や考え方を楽しみながら、将来を切り開くヒントを見つけてみてください。

◎文系との違いが生む理系あるあるの魅力とは

理系と文系を比較すると、学ぶ内容や日常の過ごし方には大きな違いがあります。その中で生まれる理系特有の魅力やエピソードを紹介します。

理系は論理的な思考や実証的なアプローチを重視するため、何事もデータや根拠を求める姿勢が定着しています。それに対して文系は文化や社会、言語など幅広い領域を多角的に学ぶことが多く、感性や解釈力を大切にする場面が多い傾向です。こうしたアカデミックな視点の相違が、学生生活のあらゆる場面に色濃く表れ、理系ならではのあるあるやユニークなエピソードを生み出しているのです。

・選択科目やレポート量で見る大きな差

理系のカリキュラムでは実験や演習科目が充実しているため、レポートの分量や提出の頻度が格段に高くなりがちです。実験結果をまとめるだけでなく、考察や分析をしっかり行う必要があり、時間と根気を要します。文系の場合は論文やレポートでもテーマの設定や文献の読み込みがメインですが、理系のレポートは細かなデータを扱うため、その作業量に驚く人も少なくありません。

・理系特有の専門用語と周囲の温度差

研究や授業で日ごろ使う専門用語を、うっかり日常会話に混ぜ込んでしまうのは理系あるあるの代表例です。身の回りの人に専門用語がまったく伝わらず、詳しく説明しようとするとさらに長話になってしまいがちです。実験内容や論文のテーマによって言葉は異なりますが、周囲との温度差を感じる瞬間は研究室の外でも日常茶飯事といえるでしょう。

例えば、料理をしていて【コンタミする】と言ってしまったりなど・・・

◎研究室生活のリアルあるある

理系の学生生活の中心となる研究室には、長時間の実験や不規則なスケジュールなど、独特の大変さがあります。

研究室では実験計画やデータ解析など、実務さながらの研究活動を行うことが多いのが特徴です。ときには失敗やトラブルが重なることでスケジュールが後ろ倒しになり、空き時間を見つけるのに必死になることもあります。そんな苦労の中でも新しい成果が生まれたときの喜びは格別で、理系のやりがいを肌で感じられる瞬間でもあります。

・レポート地獄と不夜城と化す研究室

締め切り前になると、研究室に泊まり込みながらレポートや論文のドラフトを仕上げる光景は珍しくありません。PCに向き合う時間が10時間を超えることもしばしばで、体力勝負の場面も多いです。実験装置の予約時間によっては夜間しか作業ができないこともあり、研究室が家と化すことも理系あるあるのひとつでしょう。

・エナジードリンクが手放せない日常

実験やレポートの作業が続くと、どうしても休息時間が削られがちです。そんなとき、カフェイン飲料やエナジードリンクを頼りに乗り切る学生は少なくありません。目の前の課題に集中するためにも、手軽にエネルギー補給ができるドリンクは研究活動の心強いパートナーになっています。

そうとはいえ、エナジードリンクを毎日飲んでいて発熱しまう事例もあったので、ほどほどに。。。

・研究テーマ・研究室選びの苦悩

研究室に配属される前の段階で、自分の興味分野や将来のキャリアを考慮しながら選ぶのは悩みの種です。研究室によっては実験メインか解析メインかなど、指導スタイルや設備、学生の人数も大きく異なります。自分に合った研究テーマを探すことは大変ですが、うまくはまれば大学生活での充実感や将来の道が大きく変わっていくきっかけにもなります。

◎理系女子(リケジョ)のあるある

理系の女子学生は、その人数比や将来のキャリアイメージなどから、独特の空気感を感じることも多いようです。

理系学部は男子の比率が高いといわれることが多く、女子学生は学内でも目立つ存在になりやすいです。違う視点を求められる実験のディスカッションなどでは、女性的な発想やきめ細かな視点が重宝されることもあります。理系女子特有のコミュニティーやネットワークが生まれやすい反面、少数派ならではの悩みもつきまといます。

・男子比率が高いからこそ生まれる空気感

男子学生が大半を占める授業では、一人だけ女子という状況も珍しくありません。実験グループやチームワーク科目でも、女性の存在があると全体の雰囲気が微妙に変わることがあります。少し重い荷物の持ち運びや細かい気配りが必要な場面で、男子から自然とサポートを受けることが多いのもリケジョあるあるです。

・「就職有利」イメージの真実と悩み

理系女子は企業への就職で歓迎されやすいイメージがあり、実際に多くの企業が女性の活躍を期待しています。ただし、このイメージが先行するあまり、自分の興味や適性と合わない職種に安易に進んでしまうケースもあります。自分の専門領域やライフプランをしっかり見定めることで、理系女子としての強みを生かしつつ、よりよいキャリアを築ける可能性は大いにあるでしょう。

◎理系学生のキャンパス・アルバイト事情

理系キャンパスは郊外にあることが多く、アルバイトや通学のしやすさにおいても文系とは異なる苦労があります。

都心から離れた場所にキャンパスがあると、通学時間が長くなって生活リズムが崩れやすいのは理系学生にとって悩みの種です。研究室で実験が夜遅くまで続くこともあるので、交通手段が限られている郊外キャンパスではバイトに行く日時を自由に組みにくくなります。とはいえ、まとまった時間が取れる長期休みや土日にアルバイトを集中させる学生も多く、工夫次第で両立を図ることは可能です。

・遠隔地にある理系キャンパスの苦労

最先端の研究設備や広大な実験フィールドを確保するため、郊外にキャンパスを構える大学も珍しくありません。自然豊かな環境の中で学ぶのは魅力的ですが、交通の便が悪いことから通学時間が長くなりがちです。研究室に閉じこもることが多い分、外部との交流が減ってしまうなど、キャンパスライフの幅が狭まる点にジレンマを感じる人もいます。

・勉強とバイトの両立はできる?

理系では実験レポートや課題の提出期限が迫ると、一気にスケジュールが過密になることがあります。授業の復習やデータ解析の作業が増えるため、展開が読みにくく計画通りにバイトのシフトを入れられないのはよくある悩みです。とはいえ、少しでも時間を見つけられるなら短時間バイトや大学内のTA(ティーチングアシスタント)などを活用し、学業と両立している学生も意外と多く存在します。

理系の知識を活かして理科や算数の塾講師や家庭教師をしている人も多かったです。

◎理系大学生の就職と進学あるある

理系分野の場合、大学院進学か学部卒での就職か、迷う学生が多く見られます。専門性を伸ばすべきか早く社会に出るかは大きな選択です。

就職市場では、実務に直結した知識や実験スキルを積んだ理系生が高く評価される一方で、大学院に進学してさらに専門知識を深めたいという学生も多くいます。どちらが自分に向いているかを見極めるのは簡単ではなく、学部の教授や先輩の助言を参考に熟考することが必要です。

・大学院進学か就職かで悩む学生多数

研究者として成果を出すために大学院進学が必要と感じる一方で、社会に早く出て実践的な経験を積みたいと考える人もいます。大学院に進むとスキルや知見が深まる反面、就職のタイミングが遅くなるという懸念も生まれます。自分の将来ビジョンや学びたい分野を明確にすることで、この難しい選択を前向きに乗り越えるケースが多いです。

・企業から求められる理系の強み

論理的思考とデータ分析力を兼ね備えた理系人材は、さまざまな業界で重宝されています。特にITや製造業、コンサルティングなどは、研究や実験で培った問題解決力が即戦力になる場面が多いです。加えて、チーム内で技術的なリーダーシップを発揮できる点も評価されやすく、理系学生は社会で大きな可能性を秘めています。

◎日常生活に潜む理系脳エピソード

理系の学生や研究者は、日常の些細な場面でもつい論理的に考えてしまう癖がついていることが多々あります。

ふとした瞬間に、速度や時間を計算して到着時刻を予測したり、費用対効果を考慮して買い物を見直したりする姿は理系といわれるゆえんの一つです。周囲が驚くようなシミュレーションをふだんから自然に行うあたりに、理系の性分が表れています。

・すぐに数式や概算で考えてしまうクセ

調理中の計量スプーンを使った分量計算や、最新家電を購入する際のコストパフォーマンス計算など、あらゆる場面で数式や概算が頭をよぎります。簡単な四則演算はもちろん、確率や統計を応用した考え方をさりげなく使う人も少なくありません。地道な数値化が好き、というのも理系気質の一面といえるでしょう。

・実験やデータ分析を家事や趣味にも応用?

家事を効率化するために手順を書き出して、ボトルネックを探して改善を繰り返す人もいます。趣味のスポーツでは自身の記録をデータ化し、練習メニューを調整するなど、自然と分析力を発揮する傾向があるのが理系の面白いところです。ちょっとした試行錯誤で成果が上がると、まるで論文の結論が出たかのような達成感を味わえるのも魅力の一つです。

◎まとめ:理系の世界を楽しみながら未来を切り開こう

理系の学生生活には大変な面も多いですが、独自の楽しさや成長機会にあふれています。自分の興味を追求しながら、新たな発見とともに未来を切り開いていきましょう。

理系ならではの学びや研究は、ときに過酷な状況を生み出す一方で、深い達成感や思わぬ発見につながる醍醐味があります。実験や論文作成を通じて培う論理的思考と問題解決力は、社会に出てからも強みとして生かせる大きな武器です。自分が本当にやりたい研究テーマや専門分野を見つけることは、大学時代だけでなく将来のキャリアを左右する大きなポイントになります。理系ならではのあるあるを楽しみながら、世界を新たな角度から見つめる視座を育んでみてはいかがでしょうか。

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