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R&Dコラム

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化成品分析の仕事内容

製造業に欠かすことのできない化成品分析の仕事は、化成品の規格試験や分析結果のフィードバックなど多岐にわたります。 製品の安全性が求められる現代では必要不可欠な仕事です。ここでは、化成品分析の仕事内容と特徴、業務に役立つスキルなどについて説明していきます。


化成品分析の仕事内容とは

化成品を製造するにあたって、まず海外から輸入される石油を石油精製工場で精製し、重油や軽油、灯油、ナフサ、ガソリンなどの様々な原料に分けます。この分類された原料や、その原料によって作られた製品の分析を行うのが、化成品分析者の主な仕事内容です。石油や精製された各種原料に不純物や異物が残っていた場合、製品の性能に影響を及ぼすほか、安全に使用できない可能性もあります。そういった問題を未然に防ぐため、あるいはトラブルが発生した際でも、迅速に原因を解明するために、分析が必要となってくるのです。化成品を分析する際の項目は、純度、不純物、水分、元素、引火点、粘度など様々で、いずれも日本工業規格や国際規格などの試験法に則って行われます。

これらの化成品分析は、分析を専門に行う企業のほか、大学の研究室や民間の研究所など、様々な場所で行われています。なかには、分析に必要となる試薬や消耗品、分析機器などの提供を専門に行う企業も少なくありません。

自社が製造した製品の安全性を確認するうえで、企業は化成品分析を行います。そして、使用している原料が安全であるという証明を行い、その証明書を提出しなければなりません。そのため、製品の安全性がより求められる現代では、化成品分析は益々多忙になる職務といえます。

化成品分析の仕事において必要なスキルとは

化成品分析は各種の計測機器を使用して行う場合がほとんどです。したがって化成品分析の仕事には、これらの計測機器をきちんと取り扱えるスキルが必要になります。計測機器においては、クロマトグラフ を代表例として様々な機器があります。化成品分析を行う企業や研究室は、場所によって所持している分析設備や分析方法などが異なります。場合によっては、専用の機器を扱うために、放射線技術士などの資格が必要なこともあります。分析に使用する機器に合わせて、資格の取得が求められることは留意しておきましょう。危険物を取り扱う可能性も高いため、危険物取扱者や毒物劇物取扱者といった資格が必要なこともあります。加えて、化学分析に関する知識や技能を証明する資格として、化学分析技能士を取得しておくと就職の際に有利に働くでしょう。 募集要項や会社概要などには、優遇資格や業務内容が細かく記されているため、しっかり目を通しておくことが大切です。