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R&Dコラム

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基礎研究の仕事内容

基礎研究とは、新製品や新薬を開発するために研究を重ねて、新たな理論を形作ったり、未知の素材や物質を生み出したりする仕事です。この基礎研究の果てに生み出されたものを応用して、企業の新製品開発を進めていきます。ここでは、基礎研究の仕事内容や、必要となるスキルなどについて紹介します。


基礎研究の仕事内容

基本的に基礎研究では、新製品に必要となる素材や物質を設定したうえで、研究開発を進めていきます。例えば、「強度と柔軟性を持った金属」や「通気性と断熱性を兼ね備えた繊維」など、新製品に求められる素材をあらかじめ決めておきます。その後、金属と別の金属を組み合わせて強度を向上させたり、素材の分子配列を組み替えたりと実際に研究を進めていき、試行錯誤を繰り返していきます。こうした研究によって、新たな素材が生み出された後は、その素材を使って新製品の製品化や実用化に向けて、次の段階として応用研究が進められていくことになります。

このような具体的な製品化を前提とした基礎研究だけでなく、未知の物質や未開拓の理論を解き明かす研究を長期的に行っていくケースもあります。実用的な研究以外の中から有用な発見が得られることもあり、こうした時間のかかる理論的な研究も実用的な研究と同じように、研究開発において重要視されています。

また、研究開発は世界中の大学や企業で行われており、日々多くの論文や研究成果が発表されています。そのため、これらの最新情報をいち早く取り入れ、自身の研究開発に役立てることも基礎研究を行ううえでは欠かせません。加えて、完成した研究成果を無断で使用されないために、研究内容をレポートや論文にまとめ、特許の申請を行うことも基礎研究の仕事内容に含まれます。

基礎研究の仕事に必要となるスキルは

先に紹介した通り、基礎研究は今までにないものを研究し、開発することが主な仕事です。したがって、基礎研究の研究者には、新しいものを探求する好奇心や粘り強さ、忍耐力が必要となります。また、基礎研究はチームで研究に従事するケースも少なくないため、コミュニケーションスキルも必要不可欠となるでしょう。

明確にこれといった取るべき資格はありませんが、危険物を取り扱う可能性もあるため、「危険物取扱者」や「毒物劇物取扱者」などの資格を持っておくとよいかもしれません。ただし、こうした資格も大事ですが、それよりも遺伝子操作・細胞培養の経験や分析機器の使用経験があれば、採用の際に有利に働きますし、業務に直接生かすこともできるでしょう。さらに、海外の論文を読んだり、英語の論文を書いたりする機会もありますので、英語力をしっかりと磨いておく必要があります。

そして、何よりも、従事する業界の専門知識がなければ、研究開発に携わることは難しいでしょう。研究職の募集をしている企業の多くは、理系の大学や学部の卒業を最低条件に設定しています。とりわけ、研究職は専門性が強く求められる職業です。企業によっては研究分野が細分化されており、非常に門戸が狭いこともあります。理系卒という肩書だけでなく、自身に明確な得意分野を設けておくことで、こうした厳しい採用基準にも対応することが可能となるでしょう。