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研究職の転職に年齢は関係ある?

研究職の転職において、年齢によるデメリットはあるのでしょうか。ここでは、研究者の転職と年齢の関係性について詳しく解説していきます。


研究職の転職では、年齢によるデメリットが、ほかの業種に比べてかなり軽減されます。ただし、キャリアが長くなるほど、転職者に実績が求められるようになります。ここでは、研究者の転職と年齢の関係性について詳しく解説します。

研究職の転職は年齢よりも実績を重視する

研究職では、研究開発の実績があれば、それだけスムーズに転職できます。たとえば、40代以上で転職ができる人のほとんどは、研究成果や開発成果が豊富にある人です。培ってきたノウハウや技術、知識、開発経験を持っていれば、非常に高く評価されるでしょう。ただし、実績があるぶん、転職先では即戦力として会社の利益に貢献してくれることを期待されます。転職者には、そういった期待にきちんと応えられる実力が必要となるでしょう。

転職は早い段階の実績作りが重要

前述の通り、実績が豊富な人の場合は、年齢に関係なく転職先が見つかりやすくなります。逆をいえば、そうした客観的な実績がない場合には、転職が厳しくなるでしょう。特に30代以降で、あまり実績のない研究者が転職を成功させるのは、相当難しいと考えられます。そのため、将来的に転職を考える場合、早い段階で実績作りに努める必要があります。20代であればまだまだ体力もありますし、転職の際に年齢が足かせとなることは少ないでしょう。

中小企業の研究職なら希望もある

年齢のわりに実績が乏しい場合、大手企業の研究職に就くことはかなり難しいでしょう。それでも研究職を続けたいのであれば、中小企業に応募することをおすすめします。生産管理や品質管理などの求人が多いですが、一定の開発経験と知識を必要とする現場ですので、自身の経歴を生かすことができるでしょう。注意する点は、そこがまったく畑違いの場合や、希望するような待遇ではないケースです。自分が何を一番に優先したいのかを見極めて、長い目で判断する必要があります。当社では最適な配属先を選定するバックアップ体制が整っています。配属前には、転職者の経験、特性、価値観を尊重して配属先の選定を行います。また、配属後には配属先の環境の改善・変更も可能です。