⑴in vitro試験（生体外試験）
○細胞毒性試験
・がん細胞株（膵臓癌細胞や胃・大腸がん細胞など）を用いて、プロバイオティクス由来物質の抗増殖効果を評価
・細胞増殖抑制率、アポトーシス誘導能などを分析
○作用機序の解明
・プロバイオティクス由来分子が標的細胞内の分子経路の確認
・免疫調節効果の評価において、細胞レベルでのサイトカイン産生や免疫細胞活性化の検証
○代謝物・分子構造の解析
・プロバイオティクス由来の抗腫瘍活性物質の化学構造解析や代謝産物の同定
・作用の強さに関わる分子の特性解析

⑵in vivo試験（生体内試験）
○動物モデルでの抗腫瘍効果検証
・難治性含めたがんなどの移植腫瘍モデル（マウスなど）にて、
　プロバイオティクス由来物質の投与による
　腫瘍サイズの抑制や生存率の改善効果を検証
○消化器症状改善効果の評価（抗がん剤の副作用軽減）
・がん化学療法マウスモデルにて、
　腸内細菌叢の変化や消化器の炎症指標、腸機能の改善度を評価
○免疫応答のモニタリング
・免疫チェックポイント阻害剤との併用効果を動物モデルで検証し、腸内細菌の変化と免疫療法反応性の相関評価を実施
・血中免疫マーカーやがん組織内の免疫細胞浸潤の変化の解析

【必須条件】
・コミュニケーションを円滑に取れる方
・1人で実験を完遂できる方
・バイオに関する実務経験がある方